ノルウェー出身のアニメーション作家が世界各国の映画祭などで注目を集めている!との情報を入手!そのアニメーション作家は、Hanne Berkaakさん!
彼女のInstagramを覗いていると、あらま!!ちょー可愛いイラストが溢れているではありませんか!!!なんて可愛いらしい!早速フォローさせて頂きました!
というワケで、今回はノルウェー出身のHanne Berkaakさんが手掛け、世界の映画祭で注目を浴びた短編アニメーション「マラソン大会」を見ることに!
舞台は、北欧のラップランド地方で行われる真冬のマラソン大会。北欧の厳しい冬の中行われるマラソン大会は、常に冒険や危険と隣り合わせ。そんなワクワクドキドキするマラソン大会を走る少女の姿を素朴に描いたアニメーション作品となっています!
Hanne Berkaakさんの描くキャラクターたちは、どれも素朴で可愛らしいものばかり。カートゥーン・サルーンの作風にもどことなく似ているかも…!たった7分のショートムービーなので、お手軽に見れることができます。
たまには、ノルウェー発のアニメーション作品もいかがでしょうか?
【目次】
作品紹介
「マラソン大会」(原題:the marathon diary)
制作:2015年
時間:7分
監督:Hanne Berkaak
配給:Mikrofilm
音声:なし
字幕:日本語
あらすじ
「Always Last」(日本語訳:いつもビリ)という少女が、北欧ラップランド地方で開催される真冬のマラソンに挑戦!ウサギ、ゾウ、シカ、オオカミなどたくさんの動物たちも参加しているマラソン大会だが、ゴールまでの道のりは、決して簡単なものではない。冒険と危険をはらんだレースが今、幕を開ける。
感想
可愛い世界観!7分あっという間に見れちゃう!
Hanne Berkaakさんが手掛けるアニメーションの世界観が、めちゃめちゃ可愛い。主人公の少女はもちろんのこと、ゾウ、ウサギ、シカ、鳥たちなど登場する動物たちもそれぞれ素朴にほんわかと描かれている。素朴とはいっても、落ち着いたトーンの色の中でたくさんの色彩が使われており、カラフルで楽しい印象を受けました。
ノルウェー出身のHanne Berkaakさんが手掛けるということだけあって、ラップランド地方でのマラソン大会には、Hanne Berkaakさんのさまざまなアイディアが盛り込まれています!途中でレースから離脱してしまう動物たちの様子は面白かったし、少女が途中で出会う精霊?は、印象的でした。少女と精霊のシーンは、本当に美しかったな~!北欧の自然や風景の映像を見れば、北欧に行きたくなるのはわかるけど、アニメーションを見ても行きたくなるなんて思ってもみなかった!
人生はマラソン??
7分間しかない短編アニメーションなのですが、されど7分という感じで、物語が詰まっています。正直なところ、私の頭では、よく内容がわからなかった感じもするけど、なんとなく何かわかったような気にもなる不思議で楽しいアニメーションでした。
何となくわかったかな~とおもったのは、人生は短距離走ではなく、持久走的側面があるということでしょうか…。人生は、〇×を付けるだけで答えが見つかるものでもなければ、早くゴールを目指し駆け抜ければいいというわけでもない。だからこそ、勝ち負けにこだわらず自分のペースで頑張れ~というようなことを教えてもらえたような気になりました。というか、人生の中で、最後のゴールに見えることも、結局、途中経過に過ぎないのだろう。人生ってそう簡単ではないからこそ、あえて強くメッセージを突きつけなかったのかな?というのは、単なる私の深読みです。
まとめ
ノルウェー発のアニメーション作品も意外に良いな~ということを発見した回でした!ひとまず、Hanne Berkaakさんのファンになること間違いなしの作品。これから北欧アニメーション作品にも詳しくなりたいと思った管理人です。
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