北欧版「デスパレートな妻たち」?!?という見出しが躍る「ブラック・ウィドウズ」のシーズン1がアマゾンプライムビデオで視聴可能だったので、見てみることに。
私の大好きなノルウェー人女優Synnøve Macody Lundが出ているので、わくわくしながら見ました。Synnøve Macody Lundというと、Netflixオリジナル作品「ラグナロク」や「ミステリーバス」などの話題作にも出演している女優さんですね。
アマゾンプライムビデオの評価欄を見てみると、「デスパレートな妻たち」を見たことがある人が、それらを期待して本作品をみると期待外れだったという評価が多かったのですが、「デスパレートな妻たち」を見たことがない私からすると、普通に面白かったです。大きく期待しないで見た方が、楽しく見れる作品かな～と思いました。
夫からひどい扱いを受けていた仲良し三人組の妻たちが結託し、それぞれの夫たちを同時に爆殺するというシーンから始まります。因縁の相手であった夫を殺し、自由を手にしたと思っていた矢先、次々と事件が起こってしまいます。シリアスなお話かと思いきや、かなりコメディドラマ路線。3人の妻たちが個性派で、それぞれ全く性格が異なった3人のやり取りが面白かったです。
ツッコミどころ満載だけど、憎めない妻たちの物語です。
【目次】
作品紹介
「ブラック・ウィドウズ」（原題：Black Widows）
制作：2016年
時間：1話 約40分（全8話）
2014年に放送されたフィンランドのテレビシリーズ「Mustat lesket」のリメイク版として制作されたテレビシリーズ。
あらすじ
仲良し三人組のヨハンネ、レベッカ、キラ。彼女たちの夫は皆、レベッカの父親が設立したSTBという会社（スカンジナビア運送会社）に勤めている。夫からの虐待に耐えかねた妻たちは、休暇先の別荘で、夫たちを殺害して、やっとの思いで自由を手にする。しかし、夫たちが死んだことで、彼女たちはさまざまな事件に巻き込まれていく…。
公式的に公開されている予告編を見つけることができませんでした...。ごめんなさい！アベンジャーズの予告編やフィンランド版の映像の方が、巷ではよくあがっています...。
登場人物
デスパレートな登場人物たちを紹介します！
ヨハンネ
ノルウェー人の経済学者。夫のスヴェンもSTBの社員。気が強い性格で、何事にも強気で立ち向かっていく。
ヨハンネを演じたSynnøve Macody Lundの魅力が満載の役どころでした。
美しく、気が強く、自立した女性の役が、北欧一似合う女優さんだと思っています。
Synnøve Macody Lundが怒るシーンは、いつも痺れるほど怖い…。
レベッカ
看護師。父親がSTB会社を設立。夫のイェスパーはレベッカと結婚してSTBの社員に。父親の死後、夫のイェスパーがSTBの取締役になり、レベッカがSTBを相続した。一人娘がいる。
キラ
現在は、無職。夫のヨハンがSTBの財務管理者。3人の中で一番お金に執着がある。
感想
フィンランドで人気のドラマシリーズのリメイク版！
このドラマは、フィンランドで人気があったドラマシリーズのリメイク版です。一度、人気のあったものなので、お話自体は、非常に面白かったです！シリアスな内容なのかと思いきや、結構コメディー路線で、笑えるところも多かったです。シーズン１の最後に向かうにつれて、面白さが増してきたように思います。
ヨハンネ、レベッカ、キラの3人は、性格が異なる仲良し三人組です。ヨハンネは、割としっかりしているのですが、レベッカとキラが少し抜けていて、この2人がたびたびトラブルを起こしてしまうんですね…。夫たちを殺した後なんだからもう少し気を付けて～と視聴者ながらツッコミを入れてしまっていたのですが、警察もポンコツばかりなので、なんとか危機を乗り切ります。そこはコメディドラマという感じでした。
シーズン2があるらしい…。
実は、このお話はシーズン2も制作されており、続きがあります。しかし、アマゾンプライムビデオでは、現時点で、シーズン1しか配信されていない状態です。シーズン1の最後は、非常に盛り上がりながら話が進むのですが、完全にシーズン2に続くようなところで話が終わってしまっているので、話が一区切りしない点がちょっと難点でした。
えー！そこで終わる？！とツッコんでしまいました…
めちゃめちゃ気になるところで終わってしまっていて、続きが見たくて仕方ありません。アマゾンプライムビデオさん、シーズン2の配信検討お願いします…。
まとめ
主人公たちが次々にトラブルを起こしてしまうので、見飽きることがなく軽快に話が進みます。夫を殺している妻たちだけど、どこか憎めないキャラクターに魅力を感じました。非常に面白いコメディドラマだったと思いますが、シーズン2が見たすぎる状態。シーズン2が見ることが出来ないのが、かなり残念です。
個人的には、Synnøve Macody Lundにピッタリの役回りを見ることが出来たので、満足です。気を楽にして、色々とツッコミながら見れる作品です。
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