ノルウェーの少年が、必死に雪ダルマを作ろうと奮闘するショートフィルム「スノーマン」を見ました。とにかく、少年が可愛らしくて、心がほっこりする前半に、少年の心情を感じて切なくなる後半。たった8分のショートフィルムなのにもかかわらず、少年と雪だるまの思い出やストーリーがたくさん詰まった作品でした。
作品中にセリフは一切ないのですが、少年の表情や仕草などから、視聴者は全てを理解することができます。すごい演技力!ダラダラと長く作品を作ればいいっていうことでもないな~ということを改めて感じる良作です。とにかく、少年が雪ダルマづくりに奮闘する姿が可愛すぎるから、それだけでもいいので、皆さんに見てほしい。
連休最終日にも、さくっと見れちゃいますよ~!
【目次】
作品紹介
スノーマン(原題:SNØMANN)
制作:2015年(ノルウェー)
時間:8分
音声:なし
あらすじ
ノルウェーの少年Janは、1人大きな雪ダルマを作ろうと奮闘中!しかし、小さいJanが1人で雪ダルマをつくるのは、一苦労…。そこにJanが大好きなパパが家に帰ってきた!
感想
少年の雪ダルマづくりは、一苦労!とにかく可愛い!
主人公の少年が、小さい体で、自分よりも大きい雪ダルマを作ろうとするので、簡単には作れない様子が描かれているのですが、とにかく可愛い。あれやこれやと考えて、理想の雪ダルマを作ろうとするのですが、全然上手くいかないんですよね...。見ていてこっちまで、彼の雪ダルマづくりを応援したくなるそんな作品です。一つ気になったのが、雪ダルマの体の数。少年は、どうやら、体が2つの上に顔を1つ乗せるスタイルの雪ダルマを作ろうとしているよう。日本では、体が1つ、頭が1つの雪ダルマが一般的ですが、ノルウェーでは、もしかしたら違うのかもしれませんね。
大好きなお父さんが帰宅し、雪ダルマづくりを手伝ってもらおうと必死にアピールする少年。でも、お父さんになかなか気づいてもらえないのですよね。これまた可愛らしくって、何回も見てしまいました。
とにかく演技派な少年の表情に注目!
このショートフィルムでは、セリフは一切ありません。なので、観客は、少年の表情や仕草から物語を読み解かなければなりません。しかし、登場する少年の演技が非常に素晴らしく、私たちは、8分という短い中でも、彼のストーリーを理解することができます。もしかしたら、これって演技ではなくって、自然にでる表情??なんて思うようなシーンも。とにかく演技派な子役さんが主演です。
タイトルロールを見ていると、少年役をKasper Glastad Mouridsen、パパ役をOle-Morten Glastad Mouridsenが演じているよう。ファミリーネームが一緒だし、もしかして、リアルに家族なんかな…と思ったり思わなかったり…。ネタバレは避けたいので、ストーリーに関しても何も言いませんが、エンディングにいけばいくほど、Kasper Glastad Mouridsenの演技力が光るそんな作品です。
まとめ
たかが8分、されど8分。短いながらも、たくさんのアイディアによって、作品を成り立たせているショートフィルムは、やっぱり侮れませんね。8分なら一瞬で見終えることができますので、忙しい日々の合間にも見ることが出来ますよ!
「スノーマン」と言えば、ノルウェー発の人気北欧ミステリー「スノーマン」もあるよ。こちらは、大人向けの「スノーマン」。
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