デンマーク発のNetflixオリジナル作品「ザ・レイン」の最終シーズン(シーズン3)がこの8月より配信されます!ずっと見たいと思っていた作品なので、最終シーズンに間に合うため、シーズン1から見始めました!シーズン1は完走したので、今回は、デンマーク発のNetflixオリジナル作品「ザ・レイン」シーズン1の紹介をします!
舞台は、未知のウイルスを含んだ大雨によって、多くの人が亡くなってしまった北欧。雨が降り始める前に、シェルターに逃げ、なんとか生きのびることができたデンマーク人の姉弟のシモーンとラスムスが、父親を探す旅にでるというのが、シーズン1のメインストーリーです。
シェルターの外は、危険がいっぱいで、シモーンとラスムスは、とにかくサバイバルを続けます。未知のウイルスから逃げるただのサバイバルドラマかと思いきや、登場人物たちのストーリーや人間関係が非常に繊細に描かれていて、非常に面白い!!未曾有のウイルスを含んだ雨から逃れなければならないという異次元の状況における登場人物たちの心理や行動の数々が印象的でした。登場人物に危機が迫るシーンでは、ドキドキが止まらなかったです。もちろんシーズン1ではストーリーが完結しませんが、シーズン1が完走したらすぐに続きが見たくなること間違いなし。今から見れば、8月配信の最終シーズンにも余裕で間に合います!
「ザ・レイン」シーズン1を紹介します!
【目次】
作品紹介
「ザ・レイン」(原題:The Rain)
Netflixオリジナル作品 シーズン1
制作:2018年
時間:1話約40分(全8話 エピソードによって35~48分と異なる)
音声:デンマーク語(英語、ポルトガル語も選択可能)
字幕:日本語(デンマーク語、ポルトガル語、英語、韓国語も選択可能)
あらすじ
The Rain | Official Trailer [HD] | Netflix
触れるだけで死をもたらす未知のウイルスを含んだ大雨に襲われた北欧。一瞬にして、人々は死に絶え、北欧地域は、もはや住むことが出来なくなってしまった。父親の助けにより、大雨が降る前にシェルターに逃げ、一命をとりとめた姉弟のシモーンとラスムス。ラスムスを守るようにシモーンに言い聞かせ、父親はシェルターを後にしてしまう。6年間、両親なしでシェルターの中で生きのびた幼いシモーンとラスムスは、外の世界に出て、父親を探すことに。外の世界は、危険にあふれており、かろうじて生き残った人々も皆が疑心暗鬼の状態。道中で、シモーンとラスムスは、生き残りのグループと遭遇し、助け合いながら、大雨のウイルスに立ち向かう…。
登場人物について
登場人物について紹介します!
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— The Rain (@TheRainNetflix) 2018年6月28日
シモーン
ラスムスの姉。「ラスムスを守れ」という父の言いつけを守り、6年間地下シェルターでラスムスと一緒に暮らす。責任感があり、仲間思いの女性へと成長した。
ラスムス
シモーンと一緒にシェルターで暮らす。非常に純粋な少年に育つ一方、感情のコントロールが苦手。父からは、ラスムスがウイルスに関する鍵となると言われていた。
成長後のラスムス役のLucas Lynggaard Tønnesenですが、めちゃめちゃイケメン…。
16 more days to go... @TheRainNetflix pic.twitter.com/2LiHaMnhJs
— Lucas Lynggaard Tønnesen (@Lucashewnut) 2019年5月1日
幼少期のラスムスと全然違う…6年でこんなに成長するん?というツッコミは置いといて、Lucas Lynggaard TønnesenをキャスティングしてくれたNetflixありがとう。
シモーン役のAlba Augustとラスムス役のLucas Lynggaard TønnesenのNetflix Nordicが出している動画、可愛らしくて、一生見てられるわ....
フレデリック
シモーンとラスムスの父親。生物学者としてアポロン社に勤務する。雨が降る前から、雨にウイルスが含まれることを知っており、この事態を止められるのは、自分しかいないと発言している。
マーティン
シモーンとラスムスが外の世界で出会った生き残りの若者グループのリーダー。
マーティン役のMikkel Boe Følsgaardは、第二次世界大戦後のデンマークで、ナチス・ドイツが埋めた地雷撤去を強要させられたドイツ人少年兵たちの実話を描いた歴史映画「ヒトラーの忘れもの」にも出演しています。ちょこちょこ出てくるあの嫌な将校役ね!
ベアトリス
マーティン率いる若者グループのメンバーの1人。マーティンとは長年恋仲ではあるが、自由に感情を表現するラスムスに惹かれる。
他にも、ちょい役だったけど、ストレンジャー役の俳優さんが、北欧ミステリー映画「特捜部Q Pからのメッセージ」にも出演していたな~という感じ。
感想
必死に弟を守る姉と自由奔放な弟
お父さんの言いつけを守り、弟を守り育ててきた姉のシモーン。急に両親がいなくなって、先も見えず不安な中、弟を見守ってきただけあって、大人になったシモーンは、非常に責任感のある女性へと成長しています。一方、弟のラスムスは、そんなことは知らず、自由奔放な少年に成長しています。良いように言えば、無邪気で純粋、悪いように言えば、子供っぽすぎる…。役の設定的に、思春期や反抗期の時期と相まっているためか、感情を素直に表現しすぎるところがあります…。そこまでしてくれているお姉ちゃんにその態度はないだろう…と言いたくなるシーンもあります。きっとこの姉弟間の物語は、今後続くシーズンでもメインの軸となるのだろうと思います。
シーズン1のラスムスの行動は、あどけない純粋な少年の一面と、少し身勝手な一面をはらんでいます。ラスムス役のLucas Lynggaard Tønnesenのあどけなさや儚さがシーズン1のラスムスにピッタリでした。シーズン2以降、ラスムスはどのように成長していくのかな…なんて想像すると期待度高めです。
未知のウイルスとラスムスの関係
シーズン1で面白いのは、ウイルスを含んだ雨の正体を追っていくところにあります。どうやら、父親や父親が働くアポロンという会社がウイルスについて何か情報を知っているようで、一同は、アポロンの本社に向かうのですが、これが面白いです。アポロン本社を目指す道中でも危険だらけで、毎エピソードのたびに、ドキドキが止まりませんでした。アポロン社って一体何を企んでいるの?正義の味方、それとも悪なの?というのが、全然わからないため、登場人物と一緒に、アポロン社とウイルスの謎に迫っていく点も見所。それに父が言い残した「ラスムスが鍵だ」という言葉も意味深。ラスムスは、ウイルスと何か関係があるのは想像できるのですが、それが一体どういうように関係しているのかが不明のため、物語のエッセンスとなります。
ウイルスから逃げ続けるだけのストーリーではない
サバイバル要素が強めですが、ウイルスの脅威から逃げ続けるだけのストーリーではない部分もこのシリーズの面白いところかなと思います。シモーンとラスムスが道中で出会う若者グループのメンバーの過去の体験や思い出が物語では回想的に描かれるのですが、生き残ったメンバーはそれぞれ大雨による悲しい過去を持っていることがわかります。ベアトリスとラスムスの恋愛模様も切ない…。正直、途中までマーティンとラスムスどっちつかずって感じのベアトリスが少々苦手なキャラクターだったのですが、ドラマのような状況下じゃなかったら、もう少し幸せな恋愛とかできたキャラクターなのにな…と思うと悲しかったです。登場人物、全員早く助けてあげてほしいし幸せになってほしいのに….と思いながら見てしまうんですね….。シーズン2早く見ようっと。
まとめ
Survival Squad: We’ll see you in 2020 for the third and final season. 🌧🌧🌧 pic.twitter.com/7U14Yd8GD9
— The Rain (@TheRainNetflix) 2019年6月19日
この8月より最終シーズンが始める「ザ・レイン」ですが、シーズン1はハマるように見れて面白かったので、最終シーズンまで頑張って追いつきたいと思います。北欧発のNetflixオリジナル作品って意外に面白い作品多いので、皆さんも是非ご覧ください~!
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